774 :「強くなる瞑想法」よりコピペ :04/02/27 20:11 ID:RzBe50cF
アメリカのマクスウェル・マルツという美容整形外科医が、きわめて興味深い報告をしています。
彼は、何百人もの人々の顔を整形しているうちに、「整形後、ある人々は、それまでの人生が激変した」
という事実に気が付きました。
たとえば、顔がきれいになったある女性は、それまでは消極的な性格で、地味な目立たない存在だったのに、
手術後はにわかに生き生きとして、話す言葉まで知的でユーモアのセンスあふれるものになり、
思いもかけず上流階級の御曹司にプロポーズされたそうです。
また、整形手術を受けた営業マンは、それまでとはうってかわって自信にあふれた態度になり、
営業成績はどんどん上がり、たちまち同僚を追い抜いて出世していった、といいます。
しかし、一方では何の変化も起きなかった人たちもいます。
この二種類の人々を観察してみると、変化のあった人たちは周囲の人によって、
「とても美人になったわよ」などと褒められ、また自分でも鏡を見て「ほんとだわ。ずいぶん美人になったわ」
とつぶやいてはひそかに悦に入っていたのに対し、変化のなかった人は「別に前とたいした違いはないわよ」
と思い、不満足だった人たちなのです。
つまり、前者は「美人になったと信じ」、後者は「美人になったとは信じなかった」、ここに決定的な相違があったのです。
そこでマルツは、「もしかすると、顔の整形は単なるきっかけであって、真の原因はその人の意識にあるのではないか」
と考えました。そして、それは事実だったのです。
マクスウェル・マルツはその後、心理学者になり、人間の心の奥にはサイコ・サイバネティクス(心の自動舵取り機関)
というものがあり、これを自由に解放しておきさえすればその人にあらゆる恩恵を与える一種の魔力をもっている、
ところが、多くの人は自分でそれとは気が付かずに、かえって自己限定枠というものをはめていて、その力に
ブレーキをかけている、という説を唱えました。
『強くなる暝想法―自分でやれないことが出来る』より
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