889 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/16 19:31
宗教哲学で習ったお話ですが
お経は皆で唱えていると最初はそれぞれの声が雑に混じり合って
がなりたてているだけのように聞こえるのに、何故かお経が進むと
皆で美しい歌を合唱をしているような荘厳なハーモニーになるのだそうです。
流派の違うお坊さんがちょうど同席していたのですが、
(というか、先のお経の話は日本のものではないのです、インドだったかな)
やはり真言でもそうなのだとおっしゃっていました。
ほかの授業で習ったことですがイスラムの祈りも同様だといいます。
日本に伝わってくる前のお経は元々音律を追うためのものであったそうです。
つまり唱えるためのもの、良き音を発するためのものでした。
音の響き、言葉のバイブレーションが力を持つという事象のあらわれかもしれませんね。
口に出すことで得られる力は大切だと思います。